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白露(はくろ)9月7日~9月22日

 暑さはのこるものの、朝夕は涼しい風が吹くようになり、草の葉先に

 露が結ばれます。

 赤とんぼが飛び、「恋数え鳥」と言われる鶺鴒が尾を振って鳴き、

 ツバメが南に帰っていきます。

 

 9月9日は陰陽道で陽とされる奇数の最大の数が重なるので「重陽の節句」

 とよばれます。

 「菊の節句」とも呼ばれ、古来、祝いの儀式が行われてきました。

 

 

 秋の七草は、おはぎの由来となった萩、すすきの別名尾花、根を薬として

 使える葛、清楚な撫子、黄色い花が咲く女郎花、香りのいい紫の花を

 咲かせる藤袴、根が咳の薬にもなる桔梗の七つです。

 春の七草はお粥にしますが、秋の七草は鑑賞して楽しみます。