二十四節気が立冬から小雪に変わりました。
木々の葉が落ち、北国や山間部では初雪が舞い始める頃です。
日を追うごとに冷え込みが増し、外はもう冬の気配ですが、
冬とはいえ雪も寒さもまだ少しであることからから「小雪」
と言われたのだそうです。
一方で、この時季は移動性高気圧に覆われると、平野部では
暖かくなることも多くなります。
そんな春のように穏やかな日を「小春日和(こはるびより)」
と言います。
また、小春日和が続くと春と勘違いしたのか桜やタンポポなどの
春の花が咲くこともあり、この花たちは『帰り花』 『忘れ花』
『狂い花』などと呼ばれます。
干天が続いたり、台風などで木が傷んでしまった年に多いと言います。
12月7日頃から二十四節気は「大雪(たいせつ)」に変わり本格的な
冬の訪れはもう目前です。