二十四節気が立春から雨水に変わり、本格的な雪解け
の季節となりました。
この頃になると厳しい寒さも和らいで、降る雪は雨へと
変わり深く積もった雪も解け始めます。
雪解け水が大地や田畑を潤し、川や湖に張っていた氷も
水に戻り、ようやく春の足音が聞こえ始めます。
この時期から春にかけて降る雨は「養花雨(ようかう)」
や「催花雨(さいかう)」と呼ばれ梅や桜など春の花の
開花をうながすと言われています。
こうした土や水が動き始める雨水は、昔から農業の準備を
始める目安とされてきました。
春一番が吹くのもこの頃ですが、気候が不安定なので突然
大雪が降ることもあります。