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「何を恐れることがあるでしょう」

  たとえ、この世界のほとんどが、

  疑わしく、インチキに思えても、

  自分が信じられる一つの真理があるのなら、

  何を恐れることがあるでしょう。

 

  たとえ、この世界の行き先が、

  暗闇に閉ざされ、見えなくても、

  自分を導く確かな一つの希望があるのなら、

  何を恐れることがあるでしょう。

 

  たとえ、この世界のほとんどの人から、

  無視され、のけ者にされても、

  自分を見守り愛してくれる人が一人でもいるのなら、

  何を恐れることがあるでしょう。

 

  もし、自分の命を賭けるに値する

  信仰と希望と愛があるのなら、

  何を恐れることがあるでしょう。