悲しみのさなかにいると、
まるで自分だけが悲しいように思えてきます。
けれど本当は、だれでも悲しみをもっているのです。
あなただけじゃない。
みんなみんな、
悲しみを背負って生きているのです。
悲しみは捨てたくても、
ゴミのようには捨てられません。
自分の一部として、
みんな悲しみを背負ったまま生きていくのです。
なかには、悲しみを背負いながらも、
にこにこ笑っている人がいます。
悲しみすらも大切な思い出にかえて、
前を向いて生きる人です。
その人はきっと、
悲しみの向こうに希望の光を見ているのです。
悲しみの向こうにも幸せの光があるのです。