いまでこそ神道は、仏教、キリスト教、イスラム教などと 同列の宗教とみなされている。が、明治時代には法律で 「宗教にあらず」と定義されていた。現在でも、この 「神道非宗教説」を支持する人々はすくなくない。 たしかに、仏教にはブッダ、キリスト教にはイエス、イスラム教 にはムハンマドという「開祖」がいて、またそれぞれ、経典...
神社のお参りの仕方には、作法があります。それを守ってお参りすると、すがすがしい気持ちになります。神社のなかを「境内」といいます。境内は神様の世界ですから、大声を出したり走り回ったりしてはいけません。 まず、鳥居の前で一礼。参道の真ん中は神様の通り道なので、端によって鳥居をくぐり、境内に入ります。...
神社に行くのはどんな時ですか? 初詣やお祭り、そして観光でも行きますね。 神社の敷地のなかには、たくさんの建物が あります。建物の配置に決まりはありませんが、 だいたい似ています。 まず、入り口に「鳥居」があります。 神社は神様がやってくる神聖な場所です。 神様の世界と人間の世界を分ける門が鳥居です。...
日本に稲作が始まり大和の国ができたころ、神社はまだ ありませんでした。 古来、神様は人間の目には見えず、山や大きな岩、木 などを依代としてやってくるものと信じられていました。 やがて、その場所に神社が建てられました。 神社ができたのは、仏教が伝わり、お寺が建てられる ようになってからです。...
敷地の神 地主神(とこぬしのかみ・大地の守り神)と産土神(うぶすながみ) 地鎮祭(じちんさい)でまつる。 屋敷神 稲荷神(いなりしん)ウカノミタマをまつる事が多い。 家屋の神 木の神ククチノ、食物の神トヨウケビメ、家宅六神など。 上棟祭でまつる。 かまどの神...
今日は八月一日です。 おついたち参りとは、どのようなものでしょうか? また、「朔日」という漢字の読み方をご存知ですか? おついたち参りとは簡単に言うと、毎月一日に神社や お寺に参拝することです。 毎月、月初めに神社やお寺へ参拝して、日々無事に過ごせ ていることを神様や仏様に感謝します。...
日本人は、神棚の氏神様を始め、玄関、かまど、厠(トイレ)などに、 それぞれの神様をまつってきました。 中でも重要などが、私たちの生活にかかせない食事を煮炊きする、かまど の守り神です。 荒ぶる火の神として「荒神」とよばれ、すべてのけがれを焼き尽くす力が あります。...
昔から日本人は、人間が口に出す言葉には 不思議な力が宿り、その言葉通りのことが 起きると信じてきました。 それが「言霊パワー」です。 言霊パワーは、よい言葉にも、よくない言葉 にも宿ります。 だから、「うれしい!」「ありがとう!」 「私は運がいい」といつも言っていると、 良いことがあるといわれます。...
☆服装 実際に厄払いに行く際には、どんな格好をして 行けば良いのでしょうか。 スーツでないといけないといった決まりはありません が、露出や派手な色を控えた、落ち着いた服装をして いくことが望ましいとされます。 反対に「毛皮」「本革」の製品は身につけない方がいい...
自分に厄年がやってきたら、旧暦の正月にあたる 「節分の日」までに、神社で厄除けや厄払いを 事前に済ませておくことが、好ましいでしょう。 厄除けや厄払いの一般的な相場としては5000円 ~10000円あたりだとされています。 ただしお会計のように現金を手渡すわけではないので、...